こんにちは、金成コーデックスです。
オトンナの人気品種「Othonna Euphorbioides」は”黒鬼城”とも呼ばれていますが、低木上にコンパクトに育ちつつも黒い肌色と棘のように残る花柄がカッコいいんですよね。
自生地から輸入される現地株をよく見かけますが、個人的には成長も早めで種からの発芽率も良いし、実生でもカッコ良くできると思っているのでそういう輸入株を買わなくても良いように栽培経過をご紹介できたらと思っています。
Contents
Othonna Euphorbioides/オトンナユーフォルビオイデスの実生栽培記録
オトンナ・ユーフォルビオイデスの種子の入手・購入方法・販売・価格相場
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オトンナユーフォルビオイデスは、実生株も比較的流通しているので種子も探せばメルカリやヤフオクで見つけることはそんなに難しくはありません。
オトンナユーフォルビオイデスに関しては、種子の自家採取&実生のサイクルが整ったので、ある程度の種子と実生苗の供給が当サイトでもできそうです。
ご興味がある方は当サイトのオンラインストアやSNSのご登録をしていただけると便利です。
ユーフォルビオイデスは人気のある品種なので、流通量は比較的ありますがまだ種子の値段はあまり下がっておらず、1粒500円程度かなという所です。
ただし、本記事でもご紹介しますが発芽方法は簡単なので、オトンナの実生を始めるにはうってつけの品種でもあります。
オトンナ・ユーフォルビオイデスの種まき&発芽方法
オトンナユーフォルビオイデスは低温湿潤で丸4日冷蔵庫でほぼ100%発芽する。発芽方法も大体確立できたし、来季は沢山とれたら種販売しても大丈夫そうかな♪ pic.twitter.com/Lp0SUouTnX
— 田舎センセイ (@inakasensei) November 22, 2021
オトンナユーフォルビオイデスに関しては、冷蔵庫内で発芽させる低温湿潤管理がとても有効です。
詳しい方法はこちら↓

我が家で採取した種子は、何度やっても冷蔵庫に入れて3日目~4日目で大抵発芽し発芽率は9割5分以上。種子を譲ったり購入いただいた方などからヒアリングした結果でも大体そのくらいの発芽率でした。
オトンナユーフォルビオイデスの発芽後の栽培方法
種子が冷蔵庫内で発根・発芽を始めたらあとは常温でも生長します。
私は、肥料不使用の市販のサボテンや観葉植物の培養土をふるいにかけ、そこにゼオライトや赤玉土、川砂やもみがら燻炭を加えています。
個人的にはLEDの強光で苔や藻が発生するのが嫌なのと、頻繁に水やりをできる環境にいるので発芽がすんでいるオトンナは腰水管理にしていません。
ただ根が短い発芽直後の芽は倒れやすいので、土の上に置いて1か月くらいは水差しのようなもので水やりをしていて、ある程度根付いたなと思ったら普通に水やりをしています。
実生株の栽培経過
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我が家の親株になってくれているユーフォルビオイデスは実生株で実生1年ちょっとです。
オトンナは実生開始から開花までが凄く早いので、播種後2か月ちょっとで花を咲かせた品種もあります。
ユーフォルビオイデスは花柄が小さく地味目、、1つの花から3つも種が取れれば上出来で、結構しっかり受粉作業をしていましたが一つの花から4つ種が採れたのは1度だけ、大抵は1~2個しか取れず、花期の後半はどんどん受粉の成功率が下がっていきました。
花はいっぱいつけると思いますが、受粉の成功率を上げるには親株になりそうなサイズの株が3つは欲しいかなという所です。
まとめ
本記事ではオトンナユーフォルビオイデスの発芽方法など実生栽培経過について解説いたしました。
栽培管理方法に関しては随時更新していく予定です。
種子や実生苗の販売も行っていく予定でおりますので、ご興味のある方はSNSやオンラインストアのフォローをお願いいたします。