ビニールハウス・温室建設

ビニールハウスの価格について|自作する際の制作費用と各部材の値段【vol.3】

ビニールハウス見積もり

こんにちは、金成コーデックスです!

ビニールハウスは建設地の問題がクリアになった後、次に気になるのが「値段・価格」だと思います。

価格を抑えたい場合、基本的には引っ越し業者を選ぶのと同じで「相見積もり」を行うのが一般的だと思いますが、業者の施工価格以外の部材費でどの程度費用が掛かるのか分かれば最低限かかるお金が見えてきます。

我が家のビニールハウス建設は自分たちで自作するDIYビニールハウスなので、業者の建設費用などは掛からないので、本記事では主にビニールハウスの建設資材にかかった費用をまとめてご紹介したいと思います。

ビニールハウス建設にかかる費用と相場|我が家の3間×10間の育苗用ハウスのケース

各種必要経費について

ビニールハウスを建てようと思った時にかかる費用は、時期や季節によって変動するものとそうでないものなど様々です。

まずはビニールハウスを建てようと思った時にかかるお金について知っておいた方が良い事をまとめます。

①【資材代】パイプやビニールなどの資材費用はどこに頼んでもそこまで大差はないが、原油価格などの変動によって値段が上下することがある
②【道具代】穴を掘るためのオーガー、メジャー、水平器など建設に必要な道具は多い。業者に依頼する場合は考えなくていいが、自分でDIYする際に意外と見落としがちな必要経費
③【土地代】農地を借りるなら土地代もかかる
④【建設費】業者に依頼する場合の費用。ここは相見積もりで選びたい
⑤【その他・暖房費等】冬季の暖房費、防草シート、遮光カーテンなどハウス内部にも必要なものが結構ある

上記は、大まかにかかる各種費用です。意外と忘れがちなのが建設する時の道具代で、既に工具系をたくさんお持ちなら良いですがそうでない場合はコレを用意するのでもそこそこの金額になります。ビニールハウスのDIYを考えている方で道具をお持ちじゃない方は要注意です。

後は①の資材費が原油価格の高騰などで高くなったりすることがあるというのも盲点。私がハウスを建てようと思った時に原油価格が挙がってビニールなどの一部資材が凄く値上がりしました。タイミング悪っ、、、!

規模や強度などに関わる品質や資材選びと価格の違いについて

その他のビニールハウス建設費に関わること

・骨材となるパイプの太さ(19mm,22mm,25mm,32mm)によって値段が変わる
・奥行よりも横幅を大きくするとコストが一気に高くなる
・ビニールの種類(農業用ビニール,農POなど)と厚さによって値段が変わる
・補強パイプの有無で値段が変わる

純粋にビニールハウスの部材費としてコストを考えるときに、費用と天秤にかけるのは「大きさ」と「強度」です。

分かりやすいのが「大きさ」ですが、奥行きを伸ばした長いハウスを建てるよりも、横幅を広くしたハウスを建てる方がコストの上り幅が高くなります。(※我が家は3間×10間ですが、横幅を3.5間とかにすると一気に見積もり価格が上がります。これを奥行12間とかくらいにしてもそんなに上がりません。)

次に「強度」について

骨組みに使うパイプを太くすると強度が上がりますが値段も上がります。

我が家のハウスは奥行き10間(18m)で45cm間隔で82本のパイプ使い、1本1本のコストが全部上がるのでやはり太いパイプを使うと高額になります。これは積雪の多い北海道などでは32mmという極太のパイプを使うこともあり、地域によっては軽視できない項目です。

一定間隔で「補強パイプ」を入れることで強度を上げることもでき、この補強パイプの有無も見積金額に大きく影響します。

19mmの骨材を使いつつ補強パイプで強度を上げるか、22mmのパイプを使って補強パイプなしで行くか、などその地域の降雪量や台風の有無、傾斜地などの立地など様々な要素を考慮に入れて適したものを選ぶと良いでしょう。

農業用ビニールの種類についても同様で、これも「種類(農ビ/農PO)厚さ透明性」などで沢山の種類があります。

厚ければ耐久性も高いですが値段も当然高くなり、同じ厚さでも商品によっては透明度の高い物や逆に遮光性の高い物などもあります。

我が家(金成コーデックス)のビニールハウスの建設費用|見積もり価格

様々な情報を踏まえまして、我が家の状況と建設費用の見積もりは以下の通りです。

◇規模:3間×10間(約100㎡)
◆土地代(¥0):自宅敷地内の農地
◆道具代(¥0):自前で用意&足りない機材は知人からレンタル
◆建設費(¥0):業者に依頼せず自分で建てる
◆資材費(¥328,000)
〇パイプ:22mm径、補強パイプなし(直管パイプで筋交い)
〇ビニール:農PO(0.1mm厚)
〇ドア:パイプ片扉
〇妻面換気:有
◆その他(¥未計算:後ほど追加購入予定)
〇防草シート、内張用ビニール&パイプ、暖太郎等

私が見積もりをとったのは地元のホームセンターです。私の住んでいる地域は米どころなので育苗用のハウスの一般的な物を3間×10間の約100㎡のハウスで見積もってもらいました。

積雪はありますがさほど積もらない事、傾斜地に立てることなどから若干強度が気になる所でしたが、パイプ径を22mmにして補強は筋交いやらせん杭などを後で自分でつけることで補強をしようと考え、見積もり段階では補強パイプは入れませんでした。

傾斜地に建設し、斜面の上の方に当たる妻面裏側の上部に換気用の「妻ソー」を付けたかったので追加(¥39,800)。イレギュラーで追加したこれが部材の中ではやや高価でした。

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このような換気窓などを付けなければ、私のような規模のハウスで約30万円位で部材費は賄えるようです。

パーツごとにみると大まかな金額は以下の通り。

  • 本体パーツ(アーチパイプ、直管パイプなど):約14万円
  • サイドビニペット:約3万8千円
  • 補強用パイプ(筋交い):約1万1千円
  • 換気(巻き上げ機等):約2万5千円
  • マイカ取り:約5千円
  • 妻面(ドア、換気窓など):約8万円
  • ビニール:約3万2千円

ご参考まで♬

まとめ

本記事では約100㎡の我が家のビニールハウスの見積もりについてご紹介いたしました。

ただし、これはあくまでもビニールハウスの骨組みやビニールなどの費用なので、内部の防草シートや植物を置く棚、暖房器具などはさらに追加で費用が掛かります。

我が家の場合は補強パイプを入れていないことと、斜面に建設をすることからもう少し追加で強度を上げるために、内部に補強用のパイプをあとから足そうと思っています。

また、冬の寒さ対策として内張は必須、且つ、夏にハウス温度が上がり過ぎないように内部に遮光のネットを張り巡らそうとも思っているので、最終的には50万弱くらいにはなるのかなと予想しています。

特別なハウスを建てるわけではなくても、まぁそれくらいはするよね、、という感想ですね。