こんにちは、金成コーデックスです!
私は数は少ないですが約10種ほどチランジアを栽培しています。
チランジアは着生植物という事で、コルクや流木、サボテンの骨などに着生させる場合が多いですが、私が手軽で気に入っているのが大きめのバークチップを使った方法です。
成長には「風」を必要とするチランジアなだけに、ただトレーの上にチランジアを置いておくのではなく、何かに着生させて壁面に飾りたいという方にはおすすめです。
比較的加工がしやすく、何よりも安価なので初心者の方にも試しやすい方法だと思いますよ♪
チランジアの栽培に関しては、以下の記事も是非あわせてお読みくださいね!
チランジアを手軽にバークチップに飾る方法
今回、チランジアをバークチップに飾るのは上のような形をゴールとします。
因みにですが、このチランジアは5歳半の長男と一緒に作ったもの。道具をいくつか使いましたが、小学校に上がったくらいのお子さんなら一人でもできちゃうくらいの感じです。
チランジア着生の材料&手順
材料
- バークチップ(大)
- チランジア
- 針金(太目で柔らかくて素手で曲げたりできるものが便利)
- 穴をあける道具(キリ、リューター、ドリルなど)
- タッカー(※あると便利)
- テグス
今回のバークチップへのチランジアの固定で使った道具は、ひととおり記載しましたが穴をあける道具は穴さえあけば何でもいいですし、タッカーは根がかなり伸びているチラを固定するのに便利ですが、根がまだ出ていなければ活躍の場は無いので必ずしも必要なわけではありません。
リューターもタッカーも着生植物の固定だったり、簡単なDIYに結構便利なのでおすすめです。
手順
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一連の流れは上記のインスタの写真を見ていただければなんとなくわかると思います。詳細は以下の通りです。
1.バークチップに針金を通す穴をあける
リューターなどがあればすぐに穴があくので便利です。あまり端っこに穴をあけると強度が心配なので、ある程度厚みがある場所に穴を開けましょう!
2.針金をフック状にして固定する
針金は素手で曲げられるタイプの太くて柔らかいものだとこの作業が簡単なのですが、ペンチが必要なほど硬い針金だとフック状にした部分に針金を巻き付けるのがかなり大変です。
この針金の形状が良い感じにできると、オシャレ度も違ってきますので綺麗に巻き付けたいところです。
3.チランジアの固定個所を決め、必要であれば穴をあける
100均などで売られているチランジアの場合は根が出ていなかったり、短く刈り取られたものばかりだと思うのですが、ある程度根が出ていれば穴をあけて裏側で固定する方法はきれいにまとまるのでおすすめです。
チランジアの根は雨ざらしにするくらい水が頻繁にかかって、尚且つ風通しの良い所で管理されていれば結構簡単に出てきます。
4.(根があれば)タッカーなどで根を固定する
ある程度成長し切った根があれば、タッカーをつかえば結構簡単に固定できます。
バークチップは固くしっかりしているので、この方法で固定してしまえば多少引っ張ってもとれません。
上記の写真は一つの例で、私は表面に根が見えるのも好きで、バークチップの表のデコボコした面に根が張り付く形にするのが好みなので、根を通す穴を開けずに固定したりすることが多いです。(※上記の固定は長男が穴をあけて裏側で固定したいと言っていたので、希望通りに作らせました)
まとめ
以上、簡単ではありますがバークチップに固定することでチランジアをシンプルかつお洒落に飾る方法をご紹介いたしました。
チランジア単体では風通しの良い所に置くのが難しいですが、フックをつけることによって風の通る所に置くことができるようになるので、チランジアの生育にとっても好ましい形になると思います。
セレリアナやカプトメデューサのようなつぼ型のタイプはまた適した形が違いますが、多くのチランジアに対応できる方法だと思います。
参考になれば幸いです♪