こんにちは、金成コーデックスです。
昨今流行りのビカクシダですが、大きめの株は比較的値段が高価であることもあってか、最近胞子培養をスタートする人が増えているようです。
私自身は友人から譲り受けたアルシコルネの胞子培養が順調に進んでいて、その他の品種の胞子培養も行ってみたいという好奇心から胞子培養の手を広げていきました。
本記事では、これから胞子培養を始めてみたいという人に向けて、まずどうやって胞子を手に入れたらいいのかを簡単にまとめたいと思います。
ビカクシダの胞子はまく人が限られるので安く手に入りやすい
ビカクシダの人気が出て沢山の人が栽培するようになってきていますが、実際に胞子はどのように扱われるかというと、おそらく「採れてもまく人は少ない」という印象です。
まずそもそも胞子培養は実際に板付けできるような株になるまで長い時間がかかるので、胞子培養を積極的に行うのは「交雑させて新しい品種を作りたい場合」以外にあまり考えられません。
そこまでやるのは一般の趣味家さんではあまり多くはいないので、メルカリなどで胞子が安く出回ってることも少なくありません。
そもそも既にビカクシダを育てている人は、子株でどんどん増えるのでわざわざ胞子培養で時間と手間をかけて増やす必要はないわけです。
何が言いたいかというと、結構レアな品種でも胞子なら廃棄してる人も少なくないので、探せば安価で手に入れる可能性もけっこうあったりします。仲の良い栽培家さんに相談すると案外譲ってもらえたりするかもしれませんので、
後は、自分でも交配種を生み出してみたい方は確実に胞子培養からスタートしなくてはいけないので、お目当ての胞子を2種類以上手に入れましょう。
オススメはeBayでの胞子の輸入
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胞子自体は送料がそこまで高くないので、eBayなどで海外から輸入をすれば比較的沢山の種類の胞子を見つけることができます。
とくにタイなど近隣国でビカクシダの栽培が盛んな国では、沢山の種類の胞子を扱っているので海外から輸入する送料のことを差し引いてもかなりねらい目だと思います。
交配用に複数品種をまとめて購入したい場合も、「3種セット+2種おまけ」というような売り方もしている人がいるので面白いと思います。
ちなみにeBayで「Platycerium spore」と検索すると以下のボタンのリンク先のような検索結果が出てきます。
私が購入したビカクナーセリーから届いたのが以下の5種。
可愛いタイの雑貨?ポーチに入れてくれて、発送も早く購入から1週間で届きました。
更に、それぞれの胞子も大量なのでまききれない分は、他の人に譲ったり販売してもいいんじゃないのってくらい余ります。
胞子培養の方法と成長過程については以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
初心者でいきなりビカクシダの胞子培養までやってみようと思う人は少ないと思いますが、ある程度一定の温度を保つ設備があれば楽しめると思います。
胞子を購入したい時に普通に検索するのでは販売先を見つけるのが難しいので、メルカリやeBay、ヤフオクなどの個人でも気軽に販売できるオークションサイトなどがおすすめです。
とくに日本ではまず見つからないような珍しい品種や複数種類をまとめてこう購入したい場合などは、eBayで海外の販売者さんを見つけると良いと思います。