コーデックスの栽培知識

挿し木から根が出ない!発根促進用植物ホルモン剤|ルートン・CLONEXの使い方

植物ホルモン

こんにちは、金成コーデックスです。

コーデックス系の植物を育てていると、現地株をベアルートで購入したり、種子からではなかなか増やしにくい植物を挿し木などで育てるなどして「発根管理」が必要な事が多いと思います。

私は基本的には実生栽培をメインで行っているので、自ら購入した現地株は一つもありません。

そのためベアルート株の発根管理をしたことはないのですが、現在ドルステニアギガスの挿し木栽培を行っていて発根管理中です。

しかし、発根が思うようにいかず4か月ほど根が無い状態で進展が無かったので、今まで使ったことが無かった「発根促進用の植物ホルモン剤」を使ってみることにしました。

本記事ではそのホルモン剤についてご紹介して、その効果については随時進捗をご紹介しようと思います。

ドルステニアギガスの発根管理の状態


ドルステニアギガスの主幹の剪定をしたのが2020年9月。そこから約3か月間発根せずに来てしまったので、何とか別の方法をと思っていた時に以前からドルステニアの栽培方法の参考にしていたタイのナーセリーさんのYouTube動画が更新されてるのを発見しました。

この動画では、ドルステニアギガスの剪定と枝挿しのポイントを紹介しています。(言語はタイ語で、字幕も英語なので、自動翻訳機能でご覧くださいね)

そこで紹介されていたのが、今回ご紹介する植物ホルモンです。

発根を促進する植物ホルモン

CLONEX Rooting Gel/クロネックスグローイングジェル

CLONEX

CLONEXは海外商品で、発根を促進する植物ホルモンです。

主成分は「インドール-3-酢酸(indole-3-acetic acid」で、オーキシンと呼ばれる植物ホルモンの一種だそうです。

この植物ホルモンの特長は、

・植物成長調節物質
・成長効果や発根促進、細胞伸長促進、形成層細胞の分裂誘導など
・植物組織培養用

とあります(※参考:理科学研究機器・消耗品のBMS)

前述のタイのナーセリーさんの動画では、いくつかの植物ホルモンを試した中でも最も発根効果があったのがこのCLONEXだったそうです。

形状は商品名にもあるようにゲル状の粘り気のある紫色の液体で、質感としては少し硬めのハチミツといった感じです。

値段が高いので私は少量(15ml)の物を購入したのですが、少し使用した後の残りを保存するのが少し難しいので、頻繁に発根管理をする方は少し値段が上がってもボトルに入っているものを購入した方が保管はしやすいと思います。

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ルートン

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こちらは馴染み深い「ルートン」です。日本製でホームセンターに行けば安価に手に入れられます。

私は最初このルートンだけでドルステニアギガスの発根管理を行ったのですが上手くいかず、このルートンが悪いわけではないのですが私の最初の試みでは効果がみられませんでした。

主成分は「1-ナフチルアセトアミド」の白色粉末剤です。

私が使って効果が無かったのにこのルートンを紹介してるのは、動画の中でCLONEXとルートンをMIXさせて使っていたから。2種類をかけ合わせる方法がこの薬品的にOKなのかどうかは定かではないのですが、もし試す場合は自己責任でお願いいたします。

剪定した枝に植物ホルモンを塗布する方法(ドルステニアギガスの場合)


どのように植物ホルモンを選定した枝に塗布するかは、最初にご紹介した動画でも実演をしていますが、実際に自分でもやってInstagramに投稿しました。

一つ言えることは、このCLONEXという植物ホルモン剤がめちゃくちゃ臭い!!

例えていうなら、おじさんの加齢臭を数十倍に濃縮したような臭いで、使うときに密室で使うと結構嫌な気持ちになるので風通しが良い所で使う事をおすすめします。

ルートンはそんな臭いはありませんが、目に刺激性があるので誤って鼻息などで巻き上げてしてしまわないように注意しましょう。

・剪定した後ににじみ出てくる樹脂をしっかりと拭き取る
・両ホルモン剤を混ぜたら乾燥させる
・1~2日乾燥させたら、発根管理用の用土に植える

ポイントは上記の通りですが、発根管理用の用土については別記事で解説いたします。

この用土に関しても、冒頭でご紹介したタイのナーセリーの動画でも紹介されているので、そちらを参考にしていただいてもOKです。

まとめ

今回はCLONEXという海外の植物ホルモン剤を使った発根管理の方法について書きました。

結果は随時更新する予定ですが、発根するかどうかは植物ホルモンの効果に一存するものではなく、切断した枝の鮮度や状態、温度などの環境条件など様々な要因によって成功するかどうかは左右されます。

私の場合は切断してから3か月以上経過した枝で行ったので、発根の可能性としては少し低いかもしれません。(※【追記】2021/2/12:発根確認しました!成功♪)

ただ、発根管理を行うという事はそれなりに希少で手をかけても復活させたい植物なはずなので、海外の植物ホルモン剤だろうが効果がありそうなら試してみたいですよね。

ルートンで効果が出なかった場合、CLONEXなどの海外の植物ホルモン剤もあるので是非試してみてください。