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園芸機材

ピータッチキューブとテプラproのラベルライター比較|植物の園芸ラベルにおすすめなのはどっち?

ラベルプリンター

こんにちは、金成コーデックスです!

植物を育ててしばらく経ち、SNSでつながっている植物仲間と苗や種子の交換をするようになって「自作の植物ネームプレート」をカッコ良く作ってる方をよく見かけるようになりました。

私は植物用のネームラベルはホームセンターのフラワーラベルにマジックで手書きしていたのですが、自分で収穫した種子や育てた苗を販売したりすることも増えたので、自分のロゴを入れたネームプレートを自作してみることにしました。

なかにはアクリルなどの資材を切って加工する方もいますが、一番手ごろなのは「ラベルプリンターで印刷をして、市販のネームラベルに貼り付ける」という方法です。

本記事では、自作のネームラベルを作る時に候補に挙がるラベルライターの中から「P-TOUCH CUBE(PT-P710BT)」と「テプラpro SR5900P」の2つを比較してレビューいたします。

この先、自作のネームラベルを作ったりするためにラベルライターをお探しの方は是非参考にしてみてください。また印刷のクオリティなども比較しますので、園芸ラベルに関わらず両者の機能を比較したい方も是非ご覧ください。

ラベルライターのおすすめはどっち?ピータッチキューブとテプラproの比較

「P-TOUCH CUBE(PT-P710BT)」と「テプラpro SR5900P」の解説

今回比較するのは「ブラザー工業のP-TOUCH CUBE PT-710BT」と「キングジムのTEPRA PRO SR5900P」です。

P-TOUCH CUBE PT-710BT
TEPRA PRO SR5900P
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私個人の使用用途としては、メインが「園芸用ラベル(12mm)への印刷」で、自室のPCがあるデスク周囲での利用がほとんどなので持ち運び等は特に考えていませんでした。

ピータッチキューブとテプラプロのいずれもこの上に上位機種があり、2021年現在での最新機種はP-TOUCH CUBEが「PT-P910BT」、TEPRAが「SR-R7900P」となります。

上位機種の方だと、対応しているテープ幅が太いものまで使えるようになっている他にも、若干の機能の違いがありますが、私の用途では12mmのテープが印刷できればいいので一つ安い方のモデルを選びました。

価格はテプラの方がピータッチキューブの2倍近く高く、サイズもテプラの方が丁度2倍くらいの大きさです。

「P-TOUCH CUBE(PT-P710BT)」の特徴

ピータッチキューブ
スマホ連携タイプで、アプリでデザインから印刷まで簡単にできることと、対応テープ幅も3.5mm~24mm(3.5mm,6mm,9mm,12mm,18mm,24mmの6種)まであり、フォント数も約100書体あるので誰でもオシャレなデザインができる。

実際に使ってみて思ったのが、アプリの操作性が良いのでテープのデザインを作るのが感覚的にササッとできてしまうのでストレスがほとんどなかったですね。

自動でカットしてくれる「オートカッター機能」もあるので自分で切り離す手間もなく、シールの中央部分でハーフカットができるので剝がしやすいのも良かった点です。

重さも約580gと持ち運びに苦労しないサイズなので、様々な場所で作業する方にもお勧めできます。

「テプラpro SR5900P」の特徴

テプラプロ
PCに接続して使うタイプのラベルライター。対応テープ幅は4mm~36mm(4mm,6mm,9mm,12mm,18mm,24mm,36mmの7種)で、フォントは接続するPCに入っているものが反映されます。

ハーフカット、オートカッター機能も付いていて、ラベルの角丸加工などもできるトリマーがついています(※使用時の音が結構うるさい)

サイズが約1,100gと重く、基本的に持ち運びには向きません。

PCにインストールするアプリケーションの使い勝手は、P-TOUCH CUBEのアプリに比べると操作性がイマイチで、印刷する画像や文字のサイズ調整にやや手間取りました。

細い字や描写の細かい画像の印刷をするら「テプラpro」がおすすめ

今回の比較をするにあたって実際に両方使ったのですが、なぜラベルライターを2つも持っていて比較できたかというと、

最初にP-TOUCH CUBEを購入したのですが「自分のやりたい印刷の細部の表現ができなかったのでテプラproに買い替えたから」です。

以下が、P-TOUCH CUBE PT-P710BTとテプラpro SR5900Pの印刷の比較です。

P-TOUCH CUBE PT-P710BT
ピータッチキューブピータッチピータッチ
テプラpro SR5900P
テプラproテプラプロTEPRA PRO

ピータッチの方は、スマホやiPadでの操作性などがスムーズですごく使いやすかったんですが、自分のロゴの細い線が正確に印字されず、12mmのテープ幅いっぱいに画像を拡大しても上記の画像の印刷精度が限界でした。

 

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おそらくもう少し太い線であれば正確な表現が可能だったと思われるのですが、このロゴの線を太くしてしまうと潰れて見えなくなってしまう個所が出てくるので買い替えを余儀なくされました。

一方で、テプラproの方はピータッチキューブで印刷し切れなかった細い線がハッキリと印刷されています。

フォント部分の「揺れ」のようなものもなく、ピータッチに比べて倍近い価格がしますが、12mmの園芸ラベルに印刷するのがメインの私にとってこの細部の表現の差はゆずれないポイントとなりました。

問題は私のロゴが細かったことなので「そんなに細い線は印刷しない!」という方でしたら、ピータッチキューブでも全く問題ないでしょう。

まとめ

要点まとめ

・12mmの園芸用ラベルの印刷ならP-TOUCHとテプラproのどちらでもOK
・印刷したい線が細い、よりクッキリとした線を印刷したいならテプラproを選ぶべき
・値段重視、スマホで操作したい(PC持ってない)、細い線は印刷しないならP-TOUCHが安価で操作性もGOOD

今回ご紹介した比較ポイントは、私が印刷したい12mmの園芸用ラベルを念頭に置いているので、もっと知りたいスペックの比較などができなかった方もいらっしゃるかもしれません。

仕事用として大量に印刷する場合は一枚一枚の印刷速度だったり、職場環境のwifiでの接続の可否だったりが大事になってくると思います。

ただ、個人利用でラベル印刷をするぐらいであれば印刷速度の差は微々たるものですし、消費電力、使用感などに大きな差は無いと思いました。

一番のポイントになったのが「どれぐらい細かい線まで正確に印刷できるか」という点だったので、そこで差が出たことによって私はテプラproを選ぶという結果になりました。

価格差ほどクオリティに差がないので、私のように細かな印刷をしたいという訳でなければP-TOUCH CUBEで十分過ぎるほどの機能がついています。

以上、植物ネームラベルを自作する時に選びたいラベルライターの比較でした!

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