フォッケア・エデュリス(Fockea edulis)は、通称「火星人」と呼ばれる人気のコーデックスです。
太く大きくなる塊根部分とニョキニョキと伸びるツルのコントラストがカッコ良くて、火星人とネーミングした人はセンスいいなぁと思います。
比較的育てやすく、種子や実生株の流通量も多いのでおすすめの品種です。
ここでは私が種から育てた方法と経過をご紹介します。
Contents
フォッケア・エデュリスの種子の購入
【種子の購入先】 多肉植物ワールド
【種子の購入個数】5粒
【種子の購入時期】2018年3月
種子の購入はYahoo!ショッピングの多肉植物ワールドです。(※種子の写真を撮り忘れました^^;)
フォッケアエデュリス(火星人)の実生栽培記録
フォッケア・エデュリスの種を蒔く~発芽
【発芽率】 1/5(20%)
【発芽観測】播種から6日後
【用土】 日向土:バーミキュライト=1:1
【播種】 4月上旬
フォッケアエデュリスは、私が実生を始めたかなり初期の頃で発芽管理に慣れていなかったこともあり、5粒まいて発芽したのはわずか1粒でした。
その1粒は順調に育ってくれましたが1年目の生育状態は思わしくなく、あまり大きな成長を見せてくれませんでした。
上の写真は播種から半年くらい経過した時のもので、本葉が5対くらいで多段階で秋になり成長をとめました。
播種1年後:植え替えをして一気に生長スピードUP
当初は自分で作ったセメントの鉢を使っていたのですが、生長具合が思わしくなかったので翌年の春にプレステラ90に植え替えをしました。
用土を「硬質赤玉土」&「日向土」に変更
私が使ってる用土などはこちらでご覧になれます↓
実生ちょうど1年でこのサイズ。根張りはまあまあ良くて、やはり少し窮屈だった様子。
塊根もこのくらいになると水切れのサインでしぼんでくるので、しぼんでるのを確認した翌日位に水やりをするとパンパンに膨らんで復活しました。だいたい私の水やリサイクルはこんな感じです。
フォッケア・エデュリスは水やりのタイミングがとりやすいので、初心者向けな気がしますね。(アデニウムとか水切れなのか根腐れなのかがわかりにくくて私は苦手です)
ちょっと浮いてる気もしますが、植え替え完了!!
実生1年3か月:植え替え後に一気に生長
前回の植え替えからわずか3か月ちょっとで一気に生長しました。
ツルもどんどん伸びて、株元から枝分かれしてさらに伸びています。3か月前の写真と比べると本当に一気にデカくなりました。
フォッケア・エデュリスは水切れを起こしやすい(結構すぐにしぼむ)のと、鉢を大きくしてから一気に生長したことを考えると、水はけの良い用土を使って鉢も大きめにして、日光にしっかり当てながら目をかけて水やり頻度を上げれば結構大きくなる気がします。
用土を硬質赤玉土と日向土に替えてからは、水やりの2回に1回はハイポネックス液肥を2000倍以上に薄めて与えてます。
肥料に関してはこちらもご覧ください↓
あまり水持ちが良すぎる土だと多肥になってしまって徒長する可能性があるので注意してくださいね。
実生一年半:大きめの鉢に植え替え【2019/9/29】
プレステラに植え替えてからわずか半年、成長期の夏を過ぎもうすぐ秋に差し掛かるという頃にプレステラを持ち上げると、根がスリットからはみ出しているではありませんか。
これはいかん、と鉢から外してみると、、、
めちゃくちゃ根鉢になってた! そしてすごく立派な主根がプレステラの底にぶつかってひん曲がっていました。これはもう少し早く植え替えるべきだった!!!
夏の間は水切れを起こしかけるとあからさまに火星人が凹むので、他のコーデックスたちの水やりの指標にするほどわかりやすい変化をしていました。
凹んでは水を吸ってパンパンに膨れる。
これを繰り返していたら、いつの間にかこんなサイズになっていました。
この経験を踏まえ、今回は2まわりほど大きい鉢に植え替えることに。
塊根部も膨らむので、高さよりは横に広い安定感のある鉢を選びました。
用土は「硬質赤玉土:日向土:ゼオライト=5:4:1」にして、用土にはマグァンプKを少量混ぜ込みました。
最後は伸びた蔓を支柱に巻き付けて完成!!
それにしても支柱を上に高く伸ばし過ぎたような気がしないでもないですね。
まとめ
フォッケア・エデュリス(火星人)は、育ててみて実生をしやすいことを実感しています。
用土と水やりのタイミングを工夫すれば1年目以降は結構大きくできるので、是非試してみてくださいね。
実生栽培記録は定期的に更新して継続していきます。
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