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園芸機材

温室の空気循環用に小型のクリップ式首振り扇風機「CAVN」がおすすめ!

小型ファン

植物を冬越しさせようとガラス温室などにパネルヒーターを設置すると、暖かい空気はどうしても上にたまってしまうので空気を循環させる必要があります。

ただ私の使っているピカコーポレーションの小型ガラス温室のような、一般家庭の一室に置けるようなサイズの温室の場合、大きな扇風機を入れるわけにもいきませんし、かといって薄型のファンではパワーが足りません。

私自身、今回購入した小型扇風機にたどり着くまで3~4時間Amazonとか楽天とにらめっこしていたわけですが、意外と温室内の空気循環にちょうどいい商品って見つからないんですよね。

本記事では私が購入した小型扇風機の使用レビューと、温室内の空気循環に向いているファンの選び方などについてまとめたいと思います。

私が重視した温室内の空気循環用扇風機のポイント

温室内のような限られたスペースに設置するファンは、実は結構色々な制限や条件があるので適した商品を見つけるのに苦労します。

私が考える温室内の空気循環用に使えるファンの条件は以下の通りです。

  • 植物の置き場所を邪魔しないくらい小型であること
  • 小型であっても空気をかき回すほどの風量があること
  • 空気をかき回すために自動首振り機能があること
  • LEDライトの光を遮らないように、上から下に向けて風を送れること
  • 電池式ではなくコンセントからの通電式であること
  • 電気代が安いこと
  • 可能な限り静音であること

このように考えるとかなり制約が多いように感じますよね。小さくてパワーがあって静かで首が自動で回って上から下に向けて風を送れるって、そんなファン(扇風機)あるんかい!?ってなりまして、なかなか見つけられませんでした。

まず自動首振り機能がある時点でやや大きくなりますし、上から下に向けて風を送れるというのは天井に吊り下げるかクリップタイプで逆さにはさむかのどちらかになりました。

CAVNの小型自動首振り機能付き扇風機

小型クリップ式扇風機
私のキビシイ条件の元購入したのが今回の「CAVN」の小型扇風機です。

最初に結論を書くと、前述の私の出した条件をすべてクリアしてくれました。しかもそれなのに2000円未満で購入できて最高に満足しています。

CAVN小型扇風機の基本性能と風量・騒音レベル

電池容量4400mAh
自動首振り機能あり(左右約90度)
風量調節無段階(つまみで調節)
風速5.2m/s
固定方法クリップ式
可動範囲縦・横360度
充電方法USB

風速5.2m/sはどのくらいかというと、小枝くらいなら揺れますし、空の紙コップなら動きます。もう少し強くなると砂埃がたつレベルなので、小型なのに風量は本当にしっかりあります。

温室内の空気循環用にするには十分すぎるレベルで、MAXで使うと風が強すぎるので私は中くらいで使っています。

以下、私(田舎センセイ)のツイートの埋め込みになりますが、最大風量時の音と自動首振りの範囲などの参考になると思います。


首振りは90度程度なので、温室の中央に配置すると首振りをしても風が行き届かない範囲がありますが、風量が十分なので中で風が跳ね返ってしっかりと循環されています。

CAVNの小型扇風機開封&本体チェック

自動首振り扇風機
では恒例の開封の義です。

自動首振り扇風機
同封物は本体と充電用電池とUSBケーブルです。

組み立てなどは特になし。電池を設置して充電したら使えます。

小型クリップ式扇風機
中央部分が「風量調節のつまみ」で、段階調節ではなく自分の好きなところで風量を調節できるのが良いですよね。左下の小さなボタンが首振りのスイッチ。

クリップ式扇風機
クリップ部分の強度はしっかりしていて、厚さ3㎝まで対応しています。

USBコネクター
充電用のUSBケーブルは直接コンセントプラグには挿し込めないので、上の写真のようなUSBをコンセントに差し込めるような変換器が必要です。

私が購入したのはこちらですが、もっと安い商品もあると思いますので探してみてください。

クリップ式扇風機を温室内に逆さまに取り付ける

クリップ式小型扇風機
私が一番こだわったのが「上下逆さまに設置する」というポイントです。

温室内上部にこもった暖かい空気を温室の下の方に移動させるために購入したので、上から下の方に風が吹くようにしたかったんですね。

温室に設置してある棚板はスチール製の薄いものなので、廃材をカットして四隅に穴を開けて針金で吊るし、そこに上下逆さまにした扇風機を取り付けました。

温室内には結構密集させて鉢を置いていますが、一番下の段の植物の枝も風があたって揺れているので、いい感じで風がまわってると思います。

小型自動首振り扇風機の気になる電気代は!?

電気代
電気料金計算

この小型扇風機の消費電力は「3.5W」で、もし1日24時間を1か月間使用し続けた場合(※電気料金計算サイトの仕様上23時間59分で計算)、かかる電気代は1か月に約68円です。

え、、、めっちゃ安い!

おそらく小型ファンを使っていなかったときは、ヒーターの温熱風も効率的に温室内をあたてめてくれていなかったと思うので、扇風機の電気代が僅か月68円程度なら、逆に毎日使い続けた方がヒーターの熱が効率よくつかわれると思うのでかえってプラスだと思います。

消費電力が少ないけど風量が十分なのはわかっていただけていると思うので、中途半端に風力の無いPC用のファンとかを購入するなら、この小型扇風機の方が良いと思います。

もちろん、温室を温める必要のない夏の時期には、自分のデスクなどで使うにも十分すぎるスペックなので何も温室専用にする必要もないですしね!色々使えます。

まとめ

今回は、私が悩みに悩んで探しまくった挙句選んだ小型扇風機のご紹介になりましたが、自分の細かな条件をすべてクリアしてくれた商品を見つけられたのはラッキーでした。

最近はアマゾンレビューとか見てもサクラが多いので、外れをひくことも少なくないのですが、これは本当に当たりでした。

パワーもあり、首振り機能もあって、本体価格も電気代も安い

これ以上ない良い扇風機に出合えました。大満足!!