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ビニールハウス・温室建設

ビニールハウス内の防寒・霜対策に「暖太郎」を設置|使い方・温度変化・燃費

暖太郎

こんにちは、金成コーデックスです。

園芸用に約30坪のビニールハウスを建設したのですが、東北北部の宮城県でのコーデックス栽培を行う上で一番の難関が「冬越し」です。

そもそも栽培品種を厳選しないと最低気温が-10度を下回ることがあるこの地では無理な話なのですが、耐寒性のそこそこある品種についてはビニールハウスでの冬越しをさせたいので、ハウス内に置く防寒対策の一つとして「暖太郎」を設置しました。

本記事では暖太郎の使用状況と温度変化や、どの程度まで冬の寒さ対策になるのかなどについてまとめておきたいと思います。

ビニールハウス用暖房器具「暖太郎」について

使用目的は空気の対流による霜対策|温度上昇機能は期待できない

暖太郎は上記のような灯油で動くタイプのシンプルな暖房器具で、秋口になるとホームセンターでも見かけることがあるポピュラーなものです。

しかし、実際に暖房器具といっても暖太郎自体には温度上昇機能はほとんどなく、ハウス内部の空気を対流させることで霜が降りるのを防ぐというのが目的の器具です。

効果範囲は約10坪なので、私はハウスを1/3に区切って内張を設置し、その中で暖太郎を使うことにしました。

温度上昇効果は見込めないとはされていますが、内張の中で範囲を狭めて使うことで多少の保温効果を期待していますがどうなることやら。

暖太郎の購入価格|ホームセンターよりもネットの方が安い

暖太郎の購入を決めてから、地元のホームセンター4件ほどに電話をして販売価格₍※2022年冬の時点₎を聞いたところ、ネット購入の方が1000円以上安いことが分かりました。

ホームセンターでの価格は1万2000円ほどですが、ネットなら1万800円ほどで見かけました。比較的大きな商品ですが送料も無料のところが多かったのでネットで購入しました。

暖太郎の使い方

暖太郎

暖太郎は、灯油と給油機、そしてマッチやライターなどの点火するための道具があれば使用可能です。電気などは一切使いません。

基本的な使い方は説明書を読めば誰でもできますが、一つ手間取ったのは「給油口の開け方」です。

暖太郎の給油口の説明

私は暖太郎の給油口が一般的なペットボトルのキャップのようなくるくる回して開けるタイプのものだと思い込んでいたので、ずっと回転させつつなかなか蓋が開けられず焦りました。

実際のところは上の絵のように、蓋に突起が付いていて給油口側にはその突起が外れるポイントが一つあるので、そこの位置を見つけたら引っ張り上げるだけで良かったんですね。

給油する際に使用するポンプなどは、手動・自動のものなどさまざまありますが、私は給油口に磁石でくっつく下記のようなタイプの電動給油ポンプを購入しました。

良かった点は給油口にしっかりとくっつくので抑える必要がなかったこと、ただし暖太郎の燃料タンクは高さがないので満タンに給油しきる前に自動で停止してしまいます。安全設計ですがもしかしたら手動で給油する安価なタイプのポンプでもよかったかもしれません。

暖太郎による温度変化をSwitchbotで計測

暖太郎の効果

前述したとおり、暖太郎には温度上昇効果があまりないのでどの程度冬を乗り切るパワーがあるのか気になって調べました。

初めて暖太郎を点火したのが2022年12月3日、予報は早朝-5度になるだろうというものだったので、夕方16時から朝方8時過ぎまで付けました。

その時の温度計(switchbot)の記録がこちら

switchbot温度計

Switchbotとは、温度データを記録してくれるので後日にスマホアプリで同期すると気温や湿度のグラフを確認できるというもの。機材を追加すればエアコンのON/OFFなど家電を自動化したりすることができる優れモノですが、我が家ではビニールハウス内の気温管理と記録用に使っています。

switchbot
温室・ビニールハウスの温度管理には「SwitchBot温湿度計」がおすすめ自宅バルコニーやビニールハウス温室などで植物の栽培を行っている方には、確認しにくい夜間・早朝の温湿度変化を記録できる「SwitchBot温湿度計」がおすすめです。本記事ではSwitchBot温湿度計をビニールハウスに設置して利用した感想をレビューとしてまとめます。...

2022年12月3日は予報通り朝6時の気温が-4.6℃だったのですが、内張りしたビニールハウス内の温度は1.1℃までしか下がりませんでした。

参考までにその時の朝(暖太郎を消しに行った時)の様子が上の動画です。

-5度付近だとさすがに葉に痛みが出た植物もあった(内張内にしまわなかったものもあった)ので、これだけ温度を保ってくれるのであれば真冬の冷え込みが厳しい時期でもなんとか耐えてくれるのではないかと期待が持てました。

ただし、効果範囲には限界があるので我が家では内張で空間を狭めて保温効果も高めています。

そちらの詳細については以下の記事も併せてご覧いただければと思います。

エコポカプチ
ビニールハウスの冬支度|内張用のプチプチ「エコポカプチ」の設置方法と保温効果について冬のビニールハウスの準備として「内張」を張るというものがありますが、内張用の資材は何種類かかり保温効果や価格も様々です。本記事では「エコポカプチ」の保温効果や展張方法などについてご紹介します。...

暖太郎の燃費について

暖太郎の説明書によると、「灯油18リットルが900円だとすると1時間当たり4円」ということでした。

2022年12月はその説明書の記載価格よりもはるかに高い18リットル2200円だったので、1時間当たり10円というくらいになりそうです。

夕方16~17時に点火して、消すのが翌朝9時くらいになるとすれば、使用時間が14時間ほど。1日140円という燃費になります。結構高いですが今のところ許容範囲内かなと思っています。

まとめ

本記事では暖太郎によるハウス内の保温効果についてまとめました。

温度上昇は2度程度ということでしたが、内張りで空間を狭めることによってもう少し温める効果もあるように思いました。

東北の地でどのくらい暖太郎だけで冬を越せるのか心配ですが、まずは一年間様子を見つつ温度の記録も残していきたいと思います。