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園芸用品/栽培資材&機材

ワンランク上のおしゃれなプラ鉢なら「SSN鉢」がおすすめ

ssn鉢

こんにちは、金成コーデックスです。

塊根やアガベを好んで育てている方の中には、「鉢」にもこだわりを持っている方が少なくありません。

個人的な偏見ですが、鉢にもしっかりこだわりを持って高価な鉢を使っている方はInstagramでよく見かけ、私がTwitterで絡ませていただいてるようないわゆる「実生ガチ勢」はプレステラを愛用している人が多い気がします。

私はインスタもツイッターもどちらもやってますが、属性としては完全に後者。

種をまきまくってるのでそれぞれの個体もさほど大きくなく、全てに良い鉢を提供できないので統一感がとれて尚且つ生育状態も良いプレステラなどの安価なプラ鉢しか選択肢に上がらないのが理由です。

でも、、

やっぱりカッコいい鉢を使ってみたいじゃないですか!

ただ割れやすいような超高級な陶器鉢は自分には合わない、、ではプラ鉢でいい感じの!!と思った時にHCには売ってないんです、カッコいいプラ鉢なんて。

そんなプラ鉢界にすい星のごとく現れ、最近では使ってる方もチラホラ見かけるようになった「ssn鉢」という名のプラ鉢を、制作者さんからご提供いただきました。

今回はその鉢のご紹介です。

3Dプリンター作られた「SSN鉢」

 

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※noahsartgalleryのアカウントの投稿ですが、私の別垢です。

普段はあまり鉢にこだわらない私ですが、ご縁あってSNSでよくコメントのやり取りをさせていただいている、ゆるぷさん(Instagram / Twitter)に鉢をいただきました。

SSN鉢はゆるぷさんが作成されている鉢で、3Dプリンターで一つ一つ制作されているオリジナルの鉢です。

私が今回使わせていただいてるのは#03の鉢(※販売終了)

スタッズが鉢の4割くらいの面積についていて、パンクっぽくてカッコいい!!

見た目はとても好みで、あわせたアガベ・モンタナが凛々しく見えます。

SNS上でのお知り合いという感じですが、本記事は商品提供をいただいたPR記事に当たりますので、ステマにならないようしっかりと自分の栽培環境に照らし合わせてレビューさせていただきますね。

ssn鉢の素材はPLA樹脂

ssn鉢
3Dプリンターで製作された鉢という事で、「どうやって作られてるの?」という疑問とともに、「実際に使ってみて不具合が生じないか」というのは正直気になる所。

制作者のゆるぷさんのブログには以下のような記述があります。

素材の話(PLA樹脂)

プラスチック全般だが、概ね紫外線や熱に弱い。特にベースとなる素材はPLA樹脂(ポリ乳酸、バイオプラスチック)という比較的新しい素材で通常のプラスチックよりも環境に優しいとされるが、紫外線に対する耐久性や熱に弱い。

PLA樹脂自体に別素材を配合して強度を高めるなど徐々に新しい素材が出てきているが概ね55-60度程度の温度で溶け出す。園芸の環境は直射日光、水分、風と過酷。真夏の直射日光に当て続けた場合多少変形する可能性がある。条件によっては短い期間で壊れてしまう可能性がある。

新しい植木鉢の可能性を探るプロトタイプ鉢のプロジェクトをスタート!

私個人としては紫外線はあまり気にならないけど、耐熱性の部分で55-60度っていうのは、正直猛暑の時に直射ガンガン当たった場合にちょっとギリギリセーフかなーという印象です。

以前、プラ鉢の色によって鉢内部の温度に差がどの程度出るのかを調べる実験をしました。

温度測定
プラ鉢の色の違いと鉢内部の温度変化|白い鉢と黒い鉢で温度はどのくらい変わるのか?実生初期に使う小さめのプラ鉢には「黒」や「緑」などの濃い色のものが多いですが、濃い色は日光を集め鉢内が高温になる可能性があります。本記事では、鉢の色によってどの程度鉢内部の温度に影響するかを調べました。...

この実験では日中の最高気温が34度の8月のある日に、炎天下に鉢を置いて内部温度を測定したのですが、午前11時に最高温度を記録し、鉢内部の温度は黒プレステラでMAX44.4度でした。

これはあくまで鉢内部の温度なので、プレステラ表面の温度はおそらく50度近かった可能性がありますし、東北の真夏の最高気温が34度の場合でこれなので、関東以南で40度近い猛暑日であれば溶ける可能性は無くはない、、と思います。

ただしこれはあくまで憶測であって、予め「55度‐60度で溶ける可能性がある」と明記してくれているので、真夏の超絶暑い日に直射日光があたる場所に置かないようにすればいいだけの話ですね。

おそらく遮光をすれば鉢の表面温度が55度に達することはそうそう無いと思いますし、鉢の表面が55度~60度に達するような環境に起きたい植物も無い(※その環境は葉焼けや植物自体がダメになってしまうレベル)ので、私自身は耐久性に関してはあまり心配していません。

溶ける温度に達しないまでも、継続的に50度近辺の温度に達する環境に置いてどの程度劣化するのかはちょっとわかりませんが、我が家の環境では強度の心配はさほどないと思っています。

また当面の間は「プロトタイプ」と明記されていて、使用者からのフィードバックを求めておられるようなので、是非実際に使ってみて少しでもお役に立てたらと思います。

実際に触ってみた感想と価格について

ssn鉢
ものすごー―く正直な感想を言いますと、1つ3000円とのことで使う側からするとプラ鉢に払える限界の金額かなーと思います。

そして実際に手に取ってみて、この金額は妥当と感じました。

持った感触としては質感はすごく良く、強度もかなり強そうで、サイズも思ったよりも大きかったので値段が高すぎるとは思いません。

自分も物を作ったりする人間なので、材料費や大量生産できないという制作時間やデザインの手間、オリジナリティとかを考えると、もうちょっと高くてもしょうがないかなと思えるくらいのクオリティです。(※一つ作るのに10数時間かかるそうで、、しかも中には製造過程での避けられない失敗も出たりするので、コストを考えても妥当かなと)

個人的に気に入ったのは「スリットの作り」です。

大きめのスリットなんですが、HCで売ってるグリーンのスリット鉢だとスリットが鉢の2割くらいのところまで切れ上がってることもあり、鉢底石のようなものを多めに入れなくてはいけないんですが、このssn鉢は大きめのスリットの割に逆三角形の切れ込みのような形をしてるので鉢底石は少なくて済みます。

スリット鉢

ここ、、よく考えられてるなーと。

通気性とか土の渇きを考えるとスリットがある方が良いんですが、ssn鉢のスリットは大きめかつ形が考えられててすごく気に入ってます。あとこの逆三角形のスリットは見た目もカッコいい。

デザイン性だけではなく、この辺の使い勝手の良さもご自身で植物を育てている方ならではのこだわりが見えるのがGOODです。

まとめ

ご家庭にペットや小さなお子さんがいて「鉢を倒す可能性があるから高価な陶器鉢は買えないけど、プラ鉢でもオシャレなものがあれば!!」というような方がいたらssn鉢はドンピシャのプロダクトだと思います。

気になる方は、InstagramかTwitterで下記アカウントをフォローするか、#ssn鉢をウォッチしてみてくださいね!

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