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窒素分(N)を含まない肥料|ハイポネックス・ハイグレード開花促進使用レビュー

ハイグレード開花促進

コーデックス栽培を続けていると、どうしても成長の遅さにやきもきして肥料多め&水多めで育ててしまい、葉ばかり大きくなってしまったり徒長させてしまったりしませんか?

特に「施肥をしたいけど徒長させたくない」という場合は、ハイポネックス原液のようなバランス型の肥料では窒素分が多くなってしまいがちです。

私も「窒素肥料分を抑えてリン酸とカリのみを与えたい」と思った時があり、その時に窒素分が0(ゼロ)の「ハイポネックス・ハイグレード開花促進」という肥料を見つけ購入したので、本記事で簡単にご紹介したいと思います。

ハイポネックス・ハイグレード開花促進とはどんな肥料?

ハイグレード開花促進
ハイポネックス・ハイグレード開花促進は、液肥で前述の通り「チッソ成分がゼロ」という珍しい肥料です。

N:P:K=0:6:4

何で珍しいかというと、植物はチッソ成分が成長に関わる主な栄養分で、カリとリン酸だけを与えても成長の手助けにはならないんですよね。

詳しくは↓

肥料
園芸肥料商品一覧|ホームセンターで買える一般的な肥料のN-P-Kの比率と特徴園芸を趣味でやっていると、どんどん鉢が増えてきて、それぞれをいかに大きく育てるか考えるとやがて「肥料の与え方」にたどり着きます。 ...

で、なんでこの肥料があるのかというと、植物を育てていると「チッソ成分を与えたくないタイミング」があります。

そして、それはどんなタイミングかというと「花芽を作らせたい時」です。

私のように自分で育てた植物から種子を自家採取して実生株を増やそうとしている場合、まずは花を咲かせてもらわないと話になりません。

しかし、花芽を形成する準備段階に差し掛かっている時にチッソ成分を多く含む肥料を与え続けていると、植物は花芽をつけるパワーを植物本体の成長に使ってしまい葉や枝ばかりが伸びて花をつけなくなってしまいます。

だから花をつけて欲しい場合は、チッソ肥料分を断って育てることも大切なポイントとなります。

この肥料はそんなかなりピンポイントなタイミングで使いやすい、ちょっと変わった肥料なんですね。

私のコーデックス栽培における肥料の使い方については、こちらも別記事で詳しくまとめていますので、良かったらそちらも是非ご一読くださいね。

肥料を与えるタイミング
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ハイポネックス・ハイグレード開花促進を使ってみた

ハイグレード開花促進
このハイポネックス・ハイグレード開花促進という肥料は、その名の通り「花付き&開花促進」に効果のある肥料で、主にチッソ成分を抜いた他の2要素+その他微量要素が含まれています。

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ハイポネックスジャパン
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ハイグレード開花促進
蓋の部分が2パターンの計量カップになっていて、1ℓの水挿しでコーデックスに施肥する場合は小さい方の計量カップ八分目位を薄めて使っています。

ハイグレード開花促進
このくらいの量で十分。

この肥料の良い所は、やっぱり「チッソ肥料分を含まないところ」で、植物を締まった状態で成長させたい場合にとても効果的な肥料です。

以前ご紹介した「ハイポネックス微粉」もカリ(K)やリン酸(P)の多い肥料としてご紹介しましたが、そちらにはチッソ肥料分も含まれているので、極端にチッソ肥料を与えたくない場合にはこちらのハイポネックス・ハイグレード開花促進の方が向いていると思います。

HYPONEX微粉
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商品名が「開花促進」と書いてありますが、必ずしもカリ(K)やリン酸(P)が開花だけに作用するわけではないことはわかっていただけると思うので、適材適所という事で上手く使うと効果的に冬越しできたり、根の成長を促進できたりすると思います。

この肥料を使う際の注意点は、KやPの過剰症によるカルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)などの微量要素の吸収阻害が起きないようにすることですね。

まとめ

今回は「チッソ肥料分を与えたくないときに使える複合肥料」ということで、ハイポネックス・ハイグレード開花促進という肥料をご紹介しました。

肥料をただだらだらと与えるのではなく、その時その時によって肥料分を与え分けるというのも必要なテクニックになってくると思います。

実生栽培をしていて花を沢山つけて種も沢山収穫したい方や、徒長対策として窒素分を意図的に抜きたい方にお勧めの肥料です。